そこで今回は、プロジェクト管理に欠かせないダッシュボードについて、魅力とメリット・おすすめツール6選を詳しく紹介します。
【目次】
プロジェクト管理ツールのチェックリスト【決定版】 ~導入を失敗しないための必須10項目~
- プロジェクト管理ツール導入検討の必須ポイント
- 機能や操作性など5つの視点・10項目で確認
- 専門家が作成した網羅性の高いチェック項目
- ツール選定時の比較項目としても利用可能
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プロジェクト管理で重要なダッシュボード機能とは
プロジェクト管理で重要なダッシュボード機能とは、チームの進捗状況を一目で把握できる視覚的な機能のことです。
例えば、グラフやチャートを使って、タスクの進行状況やリソースの配置などを直感的に表示し、全体像を俯瞰できます。プロジェクトの進捗状況をざっと把握したいときにも、関連データを迅速に見つけ出すことが可能です。
ダッシュボードは、複雑な情報をシンプルに視覚化し、プロジェクトマネージャーやチームメンバーが効率的に意思決定を行えるように役立つ機能です。
リアルタイムでの状況把握ができるため、問題の早期発見と対応が可能となります。ダッシュボード機能を活用すればプロジェクト管理の成功率を高められるでしょう。
プロジェクト管理に欠かせないダッシュボード機能の魅力
プロジェクト管理に欠かせないダッシュボード機能の魅力について、以下4点を解説します。
- 大量データの一覧表示
- 進捗管理が容易
- 最新データの活用
- 問題への迅速な対処
1つずつ見ていきましょう。
大量データの一覧表示
プロジェクト管理に欠かせないダッシュボード機能の魅力の1つ目は、大量データの一覧表示です。
例えば、1つの画面内に、タスクの進行状況・リソースの使用状況・期限の迫っているタスクなど、複数のデータを集めて表示することで、プロジェクトの全体像を把握しやすくします。
誰が見てもわかりやすい形式でデータを提供し、迅速な意思決定と対応を可能にするのです。視覚的に整理された情報は、チーム全体の理解を促進し、効率的なコミュニケーションを支援します。
ダッシュボードは、リアルタイムでのデータ更新も可能なため、常に最新の情報を基にした適切な判断が行えます。
進捗管理が容易
プロジェクト管理に欠かせないダッシュボード機能の魅力の2つ目は、進捗管理が容易なことです。
ダッシュボードでは、タスクの進行度を視覚的に示すグラフやチャートを用いることで、誰がどの段階にいるか・どのタスクが遅れているかなどを、一目で確認できます。
KPI(重要業績評価指標)に基づいて施策の進捗状況を詳細に監視することも可能です。
プロジェクト全体の進捗をKPIに照らし合わせることで、目標達成に向けた具体的な進捗を把握し、必要な調整を行えます。
ダッシュボードを使えば、プロジェクトマネージャーは、計画と実績のギャップを早期に発見し、適切な対策を講じやすくなるのです。
関連記事:プロジェクト管理における進捗管理とは?必要な理由や課題になる点などをまとめて解説
最新データの活用
プロジェクト管理に欠かせないダッシュボード機能の魅力の3つ目は、最新データの活用です。
最新データを一元的に表示することで、進捗状況・タスクのステータス・リソースの使用状況など、プロジェクトのあらゆる側面を迅速に把握できます。
これにより、各メンバーは自分の作業がプロジェクト全体にどのように影響しているかを理解しやすくなり、必要に応じて迅速に対応することが可能です。
ダッシュボードにアクセスするだけで、誰でもリアルタイムの最新状況を確認できるため、データの活用が格段に容易になります。プロジェクトメンバー全員が、常に最新の情報を基に意思決定を行えるようになるのです。
問題への迅速な対処
プロジェクト管理に欠かせないダッシュボード機能の魅力の4つ目は、問題への迅速な対処です。
ダッシュボードを使えば、グラフやチャートなどの視覚的な表示により、どのタスクやフェーズが遅れているか・リソースが不足しているかなど、プロジェクトの進捗状況の具体的な問題点を早急に把握できるのです。
プロジェクトマネージャーやチームリーダーは、ダッシュボードを見て、問題が深刻化する前に迅速な対処が可能になります。例えば、遅延しているタスクに追加のリソースを投入したり、優先順位を変更したりできます。
問題への迅速な対処が可能なダッシュボードは、プロジェクト管理を効率化するために欠かせません。
プロジェクト管理におけるダッシュボードの主な機能
プロジェクト管理におけるダッシュボードの主な機能について、以下5点を解説します。
- レポート作成
- グラフ・チャート作成
- ドリルダウン
- シミュレーション
- 通知
1つずつ見ていきましょう。
レポート作成
プロジェクト管理におけるダッシュボードの主な機能の1つ目は、レポート作成です。
ダッシュボードのレポート作成機能は、集約されたデータやグラフを基に、簡単かつ迅速にレポートを作成する機能です。データの視覚化を活用して、関係者にわかりやすく情報を伝える手助けをします。
例えば、リアルタイムで更新されるグラフやチャートを含めることで、プロジェクトの現状を一目で理解できるようになります。経営層やクライアントへの報告をスムーズに行えるため、意思決定の迅速化が図れます。
定期的な報告業務の効率化のために、レポートを自動生成することも可能です。
グラフ・チャート作成
プロジェクト管理におけるダッシュボードの主な機能の2つ目は、グラフ・チャート作成です。
ダッシュボードには、折れ線グラフ・棒グラフ・円グラフ・チャートなど、データを直感的に理解しやすくするための機能が搭載されています。
例えば、折れ線グラフを活用すれば、プロジェクトの進捗状況やタスクの完了度を時間軸で追跡できます。プロジェクトの進行が予定通りかどうか、遅れが生じているかを一目で把握できるのです。
円グラフは、全体に対する各要素の割合を視覚的に示し、リソース配分や予算の内訳を把握するのに適しています。
グラフ・チャート作成機能を活用することで、データの視覚化が促進され、プロジェクト管理がより効果的かつ効率的になります。
ドリルダウン
プロジェクト管理におけるダッシュボードの主な機能の3つ目は、ドリルダウンです。
ドリルダウンでは、データを年から月、月から週、週から日、日から時間といった具合に、階層的に掘り下げて詳細に分析でき、プロジェクトの進捗やパフォーマンスをさまざまなレベルで細かく監視することが可能です。
例えば、全体の年間プロジェクトスケジュールを確認し、特定の月に遅延が発生している場合、その月をクリックすることで、週ごとの詳細な進捗状況を確認できます。
さらに、週ごとのデータを掘り下げることで、どの日にどのタスクが遅れたかを特定し、最終的にはその日の時間単位の進捗状況まで把握できるのです。
ドリルダウンを活用すれば、問題の発生源を迅速に特定し、適切な対応策を講じられます。詳細なデータ分析を行うことで、プロジェクトの全体的な効率を向上させるための洞察を得ることも可能です。
シミュレーション
プロジェクト管理におけるダッシュボードの主な機能の4つ目は、シミュレーションです。
シミュレーションは、現行のデータを基にあらゆる予測を実行し、将来のシナリオを試算する機能です。
例えば、プロジェクトの進行状況やリソース配分のデータを入力することで、特定の条件下でプロジェクトがどのように進行するかを試算できます。
シミュレーション機能を活用すれば、最適なリソースの割り当てやスケジュールの調整が実現し、プロジェクトの遅延リスクを最小限に抑えられるでしょう。
また、リスクシナリオをあてはめれば、潜在的な問題を事前に把握し、迅速な対応策を講じられます。
シミュレーションは、データに基づいた意思決定を支援し、プロジェクトの進行を最適化し、効率的かつ効果的な管理を実現します。
通知
プロジェクト管理におけるダッシュボードの主な機能の5つ目は、通知です。
通知機能は、設定した閾値(特定の数値や条件)を超えるまたは下回ると、自動的にアラートを表示する機能です。プロジェクトマネージャーやチームメンバーは、重要な指標の変化をリアルタイムで把握し、迅速に対応できるようになります。
例えば、プロジェクトの進捗率が予定よりも遅れている場合や、予算の消費が一定の割合を超えた場合に自動で通知するなどの使い方があります。
リソースの使用状況やタスクの完了状況など、さまざまなデータポイントに対して閾値を設定することで、プロジェクトの全体像を常に監視し、リスクを未然に防げるでしょう。
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プロジェクト管理に適したダッシュボード搭載のおすすめツール6選
プロジェクト管理に適したダッシュボード搭載のツールについて、以下6点を解説します。
- Backlog
- Jooto
- クラウドログ
- monday.com
- Asana
- Jira
1つずつ見ていきましょう。
Backlog
Backlogは、誰でも簡単に扱える、シンプルな操作性と親しみやすい見た目の画面を搭載したプロジェクト・タスク管理ツールです。ログインすれば、ダッシュボード画面が表示され、自身が参加しているプロジェクト・課題・最新の情報が表示されます。ダッシュボードを見れば全ての進捗がわかるため、次に何をすべきかもわかりやすいです。
Backlogの特長
- プロジェクト・課題・最新情報を表示するダッシュボード搭載
- 無料オンラインセミナー・説明会も開催
- 30日間無料トライアル可能
詳細はこちら: https://backlog.com/ja/
Jooto
Jootoは、カンバン方式の、プロジェクト管理とタスク管理が行えるツールです。ダッシュボード上でドラック&ドロップの操作ができるため、初心者でも直感的に扱えます。大規模プロジェクト・細かなスケジュール管理が求められるプロジェクトでも、進捗状況をわかりやすく表示できるため、プロジェクトの遅延を未然に防ぐことも可能です。ほかにも、予定と実績の数値管理機能やプロジェクト横断管理機能など、プロジェクト管理に適した機能を搭載しています。
Jootoの特長
- 直感的に扱えるダッシュボードを搭載
- プロジェクト管理から業務管理など幅広く活用可能
- 無料で31日間お試し可能
詳細はこちら: https://www.jooto.com/
クラウドログ
クラウドログは、プロジェクトの進捗管理と工数管理が行えるクラウドサービスです。工数をダッシュボードで表示でき、予算に対して実績がどうだったのか視覚的にもわかりやすいです。また、円グラフで業務の割合把握、棒グラフで工数の実績推移を把握など、さまざまなグラフの活用が可能です。
クラウドログの特長
- 工数をダッシュボードでわかりやすく表示
- カスタマイズしたレポートの保存も可能
- 1週間全ての機能を無料トライアル可能
詳細はこちら: https://www.crowdlog.jp/
monday.com
monday.comは、オールインワン業務管理ツールです。プロジェクト管理はもちろんタスク管理も行えるツールです。管理したい業務を選択して適切なサービスを選択できます。ダッシュボード機能では、30種類以上のウィジェットやアプリにより、プロジェクトの進捗状況・予算管理・チームメンバーの工数見積などを行えます。メンバーのモチベーションを向上し、高い目標へと向かって生産性を高められるでしょう。
monday.comの特長
- 複数のボードを1つのダッシュボードに集約
- メインボードとプライベートダッシュボードの2種類有
- 無料プラン利用可能(最大2ユーザーまで)
詳細はこちら: https://monday.com/lang/ja
Asana
Asanaは、便利に扱えるワークマネジメントツールです。プロジェクトの開始から終了までを管理することで、プロジェクトメンバーは認識をそろえて、目標達成に向けて、予定通りタスクを進められます。ダッシュボードを使えば、グラフや視覚的データを見てチームの進捗状況を一目で把握できます。メンバーやPMは、目の前の作業から視野を広げ、プロジェクト全体を考えて業務を遂行できるようになるでしょう。
Asanaの特長
- ダッシュボード上データは自動更新
- ダッシュボードを使って関連データ発見も可能
- 個人や少人数チームで利用できる無料プラン有
詳細はこちら: https://asana.com/ja
Jira
Jiraは、プロジェクトの細かな作業の計画・追跡に適したプロジェクト管理ツールです。それぞれの作業を、ToDoから完了まで進めることができます。多くの組み込みガジェットを使用することで、メンバーやプロジェクト関係者・経営陣向けにダッシュボードを簡単にカスタマイズすることも可能です。
Jira Softwareの特長
- 最も重要な指標をダッシュボードで追跡
- 全体像を細部まで掘り下げて管理可能
- 無料で利用可能なフリープラン有
詳細はこちら: https://www.atlassian.com/ja/software/jira
まとめ
今回は、プロジェクト管理に適したダッシュボード機能とおすすめのツール6選を解説しました。 プロジェクトの進捗状況を一目で把握できるダッシュボード機能は、タスクの進行度やリソースの管理を容易にし、迅速な意思決定をサポートします。
プロジェクト管理をより効果的に行いたいと考えているなら、ダッシュボード機能を活用して、業務効率を高めていきましょう。 紹介したツールはどれもダッシュボード機能が搭載されています。
それぞれの特徴を比較して、どのツールが自社のニーズに最適かを見極めてみてはいかがでしょうか。
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