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社内報はWebでも作れる!おすすめツール9選も紹介
社内報はWebでも作れる!おすすめツール9選も紹介
社内コミュニケーションの促進は、ビジネスシーンにおいて重要なポイントです。
それを実現するための手段は複数ありますが、代表的なものの1つに社内報があります。

これまでは、紙の社内報のみでしたが、近年はWeb社内報も増えてきました。
ただ、Web社内報のメリットや注意点を十分整理できていない方もいるでしょう。

また、Web社内報の導入事例を把握すると、自社でWeb社内報を導入したらどのような影響を与えられるか、イメージしやすくなるかもしません。

そこで今回は、Web社内報の意味やメリット・導入事例・ツールの比較ポイントとともに、おすすめのWeb社内報ツールを9選紹介します。

【目次】

コミュニケーションツール統合

Web社内報とは?

Web社内報とは?

ここでは、Web社内報の基礎知識を以下の2点から解説します。

  • 社内報の意味
  • 注目される背景

1つずつ見ていきましょう。

社内報の意味

Web社内報の基礎知識の1つ目は、社内報の意味です。

社内報は、社内情報を従業員やその家族などに共有するための社内広報手法です。掲載内容には、例えば以下の内容があります。

  • 経営方針、理念紹介
  • 事業部実績、プロジェクト紹介
  • 行事告知、決算報告
  • 従業員紹介
  • 休憩用読み物

作成目的は、情報共有やコミュニケーション活性化、従業員のモチベーションアップなどです。

関連記事:社内コミュニケーションはなぜ必要なのか?メリット・デメリット・方法・企業事例を紹介!

注目される背景

Web社内報の基礎知識の2つ目は、注目される背景です。

Web社内報が注目されている背景には、紙の社内報が抱える問題点を解決できる点があります。

従来の紙媒体では、記事作成から印刷・製本まで手間がかかり、タイムリーな情報を取り扱いづらいことが課題でした。

しかし、Web社内報であれば、ブログのように簡単にリアルタイムで情報発信が可能です。制作コストの点でも、強みがあると言えるでしょう。

また、テレワークなどで普段オフィスにいない従業員でも手軽にアクセスできるため、情報共有の効率を大幅にアップできる点にも注目してみてください。

関連記事:読まれる社内報とは?目的・人気のテーマ・運用のポイントを徹底解説!

社内報をWebで配信するメリット・注意点

社内報をWebで配信するメリット・注意点

ここでは、社内報をWebで配信するメリット・注意点を解説します。

  • メリット
  • 注意点

1つずつ見ていきましょう。

メリット

1つ目は、社内報をWebで配信するメリットです。以下の一覧表にメリットを4点まとめました。

メリット

概要

スピーディな情報共有

 

Web社内報は、作成後即座に配信できるため、スピーディな情報共有に活用できます。ブログ感覚で簡単に作成できるツールも多数存在するので、活用してみましょう。

コスト削減

 

Web社内報は、紙のものより作成や送付、管理コストを抑えられます。また、修正も手軽なので、修正コストも削減できるでしょう。

ペーパーレス化

 

Web社内報は紙を使わず配信できるため、ペーパーレス化に寄与します。これにより、社内報の作成・配信にかかる効率化やコスト削減が期待できるでしょう。

分析機能がある

Web社内報には、読了率や開封率の測定ができるものが多数存在します。部署や属性ごとに細かく分類・分析できればより精度の高いコンテンツ改善ができるようになります。

関連記事:今さら聞けない情報共有を徹底解説!~注目の理由からスムーズに行うためのポイントまで~

注意点

2つ目は、社内報をWebで配信する注意点です。以下の一覧表に注意点を4点まとめました。

注意点

概要

閲覧環境が必要

閲覧環境としてWeb環境と電子機器が必要です。自社で導入済みのPCやモバイルデバイスでも、閲覧可能か確認しましょう。

Webの知識が必要

Web知識が不足していると、社内報で思うような効果を出しづらいかもしれません。導入段階で、トレーニングやサポートが十分か確認しておきましょう。

ランニングコスト

システム保守やセキュリティ対策などの、ランニングコストも考慮しなければなりません。外部ツールであれば、それらのランニングコスト込みで料金が設定されていることもあります。

外部共有の制約

機密性の高い情報が社内報に含まれている場合は、特に外部共有に注意しましょう。情報公開範囲の適切な管理が求められます。

社内報のWebツールを比較するポイント

社内報のWebツールを比較するポイント

ここでは、社内報のWebツールを比較するポイントを以下の4点から解説します。

  • 閲覧を促す仕組み
  • 分析機能
  • 動画対応
  • コンテンツ作成支援機能

1つずつ見ていきましょう。

閲覧を促す仕組み

社内報のWebツールを比較するポイントの1つ目は、閲覧を促す仕組みです。

閲覧を促すには、社内報の配信通知促進と社内報を読ませる工夫がポイントになるでしょう。社内報の配信通知促進には、スマホアプリ対応やメール・プッシュ通知機能があると便利です。

また、SlackやX(Twitter)など外部ツールとの連携があると、なおよいでしょう。

社内報を読ませる工夫には、部署やユーザーの特性ごとに、おすすめしたい記事をレコメンドする方法や、実際の業務に役立つ情報を発信することがポイントです。

また、シンプルなデザインで、コンテンツに集中できるよう画面を設定することも、有効な手段と言えるでしょう。

分析機能

社内報のWebツールを比較するポイントの2つ目は、分析機能です。

社内報をデジタル化することで、読者の興味・関心を定量的に把握しやすくなり、より精度の高い内容へブラッシュアップできるでしょう。

例えば、部署別・役職別・職種別のグループやカテゴリ別に記事の閲覧状況を分析できるツールを使えば、関心の高い情報がわかります。

また、いいね機能付きのツールで人気ページランキングが調べられる上、未閲覧者も割り出せるため、情報周知の徹底に役立ちます。

動画対応

社内報のWebツールを比較するポイントの3つ目は、動画対応です。

YouTube等の動画埋め込み機能が利用できるツールであれば、社内報に動画を容易に導入できます。

動画作成機能が備わったツールを用いれば、オリジナル動画を直接社内報に取り入れることも可能になるでしょう。

また、公開範囲を制限したドメイン指定も可能で、セキュリティ面でも安心です。さらに、煩雑な動画配信作業も自動化できます。

これにより、効果的な社内報を作成し、さらなる社内コミュニケーションの活性化が期待できます。

コンテンツ作成支援機能

社内報のWebツールを比較するポイントの4つ目は、コンテンツ作成支援機能です。

社内報で効果を発揮するためには、継続的に魅力あるコンテンツの作成を行うことが重要です。

しかし、リソースの確保が難しい場合や、企画提案を求めたい場合もあるでしょう。そのときには、コンテンツ作成支援サービスがあると便利です。

例えば、企画支援から相談が可能で、動画撮影にもオプション対応できるツールが存在します。

また、企画から取材・撮影・原稿やイラスト作成まで、一貫してコンテンツ作成を任せられるオプションがあるツールも存在していますので、検討してみてください。

Web社内報を導入した事例3選

Web社内報を導入した事例3選

ここでは、Web社内報を導入した事例を以下の3点から解説します。

  • メーカーA
  • 広告代理店B
  • 飲食チェーンC

1つずつ見ていきましょう。

メーカーA

Web社内報を導入した事例の1つ目は、メーカーAの事例です。

メーカーAでは、連絡事項の伝達漏れを防ぐためにWeb社内報の導入を決定しました。

現場で働く多くの従業員にとって、メールや手紙の確認が難しい状況がありましたが、社内報ツールの導入で、スマートフォンやタブレットで手軽に情報の確認が可能となりました。

この結果、伝達漏れが大幅に改善されるだけでなく、社内報に加え議事録や報告書の共有にも社内報ツールが重宝されています。

関連記事:社内コミュニケーションを活性化させる3つのポイントと6つの施策とは?

広告代理店B

Web社内報を導入した事例の2つ目は、広告代理店Bの事例です。

広告代理店Bでは、経営ビジョン浸透やコミュニケーション不足解消を図るべく、Web社内報を導入しました。

採用したツールには、使いやすさやデザイン性、さらにはサポート体制に魅力を感じたとのことです。

Web社内報を導入した結果、社内報へのコメントやリアクション機能から、社内報に対し従業員がどのように反応したかわかりやすかったとの声があります。

また、ライティング講座をベンダーが開催してくれたため、社内報の作成に慣れていない従業員も積極的に社内報の運用に参加できたとのことです。

これにより、あらゆる従業員が社内報の作成・運用に参加できる土壌を作り上げることができました。

飲食チェーンC

Web社内報を導入した事例の3つ目は、飲食チェーンCの事例です。

飲食チェーンCは14もの飲食ブランドを展開する企業ですが、部署や店舗間の情報共有をスムーズにできていないことが課題でした。

そこで、Web社内報ツールを用いて、代表の想いや会社の方針を全従業員に伝えることを目指したのです。その結果、部署間のコミュニケーションが活性化し、業務改善につながりました。

今後は、エンゲージメント向上を目的とした、教育関連コンテンツの整備も検討しているとのことです。

おすすめWeb社内報ツール9選(無料あり)

ここでは、おすすめのWeb社内報ツールを以下の9点から紹介します。

  • 社内報アプリ
  • TUNAG
  • Web Media Z
  • ザ社内報
  • ourly
  • NotePM
  • KYO-YU
  • SORANOWA
  • Story

1つずつ見ていきましょう。

社内報アプリ

社内報アプリ

社内報アプリは、ウィズワークス株式会社が提供するインターナルコミュニケーションポータルです。Web社内報とアプリ社内報を一括作成・配信できるため、社内報作成・配信の手間を削減できます。また、長年の社内報作成ノウハウを活かしたテンプレートを使えば、手軽に見栄えのする社内報を作成できるでしょう。シングルサインオンが可能な点も、運用の手間を削減する観点では見逃せません。

社内報アプリの特長

  1. 約400社以上もの社内報作成実績
  2. 導入時にはコンサルティングやレクチャーがあるので安心
  3. お役立ちコラムが充実

詳細はこちら: https://shanaiho-app.jp/

 

TUNAG

TUNAG

TUNAGは、株式会社スタメンが提供するオールインワンツールです。Web社内報の作成にも使えます。タイムラインや必読機能を用いることで、従業員の閲覧を促進できるでしょう。また、コメント機能やオリジナルスタンプ作成機能を活用すれば、より多くの従業員が社内報に参加して、さらに盛り上がるはずです。分析ダッシュボードで、Web社内報の閲覧率なども一目でわかるので、効果測定や改善につなげていきましょう。

TUNAGの特長

  1. 利用ユーザー50万人以上
  2. 3分でわかる資料が無料ダウンロード可能
  3. 無料デモを利用可能

詳細はこちら: https://biz.tunag.jp/

 

Web Media Z

Web Media Z

Web Media Zは、glassy株式会社が提供している社内報アプリです。社内報アプリの提供を通じ、社内コミュニケーションのDX化を促進します。シンプルな操作画面で編集できる上、公開時間設定やピックアップ設定など、編集に便利な機能が豊富です。また、ログのCSVダウンロードやサマリー表示で、効果測定を確実に行えます。さらに、ユーザー認証や公開承認フローなど、セキュリティ機能が充実している点もポイントです。

Web Media Zの特長

  1. 経験豊富なカメラマンやライターによる取材もオプションで可能
  2. AndroidやiOSのアプリあり
  3. ウェビナーが充実

詳細はこちら: https://www.glassy-co.jp/web-z_lp/

 

ザ社内報

ザ社内報

ザ社内報は、株式会社ベクトルが提供する社内報サービスです。社内報作成に特化したサービスで、ブログ感覚で簡単に社内報を作成できます。セキュリティ対策やサーバー保守はお任せできるので、保守・運用の手間を大幅に削減できる点もメリットと言えるでしょう。また、「いいね」や「コメント機能」を使うことで、従業員同士の交流を促進できます。アプリのプッシュ通知も使えるので、従業員の見逃しも防止できることも強みです。

ザ社内報の特長

  1. 約750サイト以上の導入実績
  2. 独自ドメインを作成可能
  3. 無料デモを利用可能

詳細はこちら: https://the-shanaiho.com/

 

ourly

ourly

ourlyは、ourly株式会社が提供するWeb社内報サービスです。単にツールを提供することに留まらず、組織開発チームがサービス活用やWeb社内報の運用についてもアドバイスしてくれるため、確実に社内報を定着させて効果を得られるでしょう。また、コメント機能やプロフィール機能なども充実しているため、企業理念の定着などにも使えます。閲覧率なども可視化できるので、Web社内報の効果検証も容易です。

ourlyの特長

  1. 専門チームによる伴走支援体制あり
  2. 導入事例が充実
  3. 2週間無料トライアル

詳細はこちら: https://service.ourly.jp/

 

NotePM

NotePM

NotePMは、株式会社プロジェクト・モードが提供するナレッジマネジメントツールです。社内Wikiだけでなく、Web社内報の配信にも使えます。検索機能も充実しているため、過去の社内報で気になるものがあれば、すぐに検索して見つけ出せるでしょう。人気ページのランキングなども定量的に出せるため、効果測定や改善を実施したいニーズがあるケースにもおすすめです。

NotePMの特長

  1. お役立ちブログが充実
  2. オンラインデモ・個別相談会あり
  3. 30日間無料お試しトライアル

詳細はこちら: https://notepm.jp/

 

KYO-YU

KYO-YU

KYO-YUは、Grow Group 株式会社が提供する社内ポータルサイトツールです。社内Wikiやマニュアルだけでなく、Web社内報の配信にも使えます。社内ポータルサイトの運営ノウハウは豊富で、必要であればどのようなWeb社内報のコンテンツがおすすめか相談してみましょう。また、動画やPDFなどさまざまなファイル形式に対応しているため、表現の幅も広げやすいことがメリットです。

KYO-YUの特長

  1. 初期コストのみで構築可能
  2. お役立ちコラムも充実
  3. 無料デモを利用可能

詳細はこちら: https://kyo-yu.biz/

 

SOLANOWA

SOLANOWA

SOLANOWAは、株式会社スカイアークが提供するWeb社内報アプリです。80万人以上のユーザーがあり、多くの企業でインナーコミュニケーション促進に貢献しています。動画配信や公開タイマーを用いることで、柔軟にWeb社内報を配信できます。また、編集権限の管理や共同編集など、編集に役立つ機能を多数有することもポイントです。製品デモも使えるので、興味があれば試してみましょう。

SOLANOWAの特長

  1. 第5回日本ベンチャー大賞などの受賞履歴あり
  2. 3分でわかるサービス資料をダウンロード可能
  3. AndroidやiOSのアプリ利用可能

詳細はこちら: https://solanowa.jp/

 

Story

Story

Storyは、ウォンテッドリー株式会社が提供しているオンライン社内報プラットフォームです。手軽に会社のビジョンやメンバーの想いを発信できます。記事に「いいね」やコメントをつけられるので、社内コミュニケーション促進の役割も十分期待できるでしょう。社内サイトの構築は不要で、書き終わったらすぐに公開できるため、手軽に社内報を導入できることもメリットです。

Storyの特長

  1. ブログ感覚で容易に作成可能
  2. 事例集をダウンロードできる
  3. 資料をホームページからダウンロード可能

詳細はこちら: https://www.wantedly.com/about/engagement/stories

まとめ

まとめ

今回は、Web社内報の意味やメリット・導入事例・ツールの比較ポイントとともに、おすすめのWeb社内報ツールを9点紹介しました。

Web社内報は、社内広報手法である「社内報」をWebで配信するもので、効果測定やリアルタイム情報発信のしやすさに強みがあります。

反面、閲覧環境が必要である上、Web周りの知識がないとうまく効果を発揮できないケースもあるかもしれません。

Web社内報ツールを比較するときには、閲覧を促す仕組みや動画対応などに着目してみましょう。

また、導入事例もWeb社内報ツールを比較するときには参考になるかもしれません。

Web社内報ツールは、さまざまなベンダーが提供していますが、まずは今回紹介した9点から比較してみてはいかがでしょうか。

 

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CrewWorks編集部
この記事を書いた人
CrewWorks編集部
CrewWorksコラムは、ビジネスチャット、タスク管理、CRM、社内SNS、ナレッジ共有などのコミュニケーションツールに関する情報やビジネスコミュニケーションをより円滑にするための情報を発信します。
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