
オンライン会議にはWeb会議システムが必要ですが、その中には無料で使えるものも珍しくありません。
ただ、無料のWeb会議システムと有料システムの違いを理解していないと、無料のシステムを使ったがためにトラブルに発展することもあるかもしれません。
また、自社にとって最適な無料Web会議システムを選ぶには、比較するためのポイントを頭に入れておくことが必要です。
そこで今回は、無料のWeb会議システムと有料システムの違いやシステムの比較ポイントに加え、おすすめの無料Web会議システム10選を紹介します。
【目次】
合わせて読みたい
- 使用するツールが多く、うまく使い分けができていない
- 複数ツールに情報が分散していて、情報がうまく検索できない
- ツール利用料が高額になり、コスパの良いツールを探している
上記のお悩みを解決するヒントがここにあります!
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Web会議システムは無料版と有料版で何が違う?
Web会議システム(Web会議アプリ、オンライン会議ツール)とは、インターネット上でオンライン会議ができるシステムです。PCやスマートフォンなど、インターネットに接続すればどこからでも会議に参加できます。
ここでは、Web会議システムの無料版と有料版で違う点について、以下の8点を解説します。
- 接続の安定性
- 同時接続数
- 音声・動画品質
- セキュリティ対策
- 利用可能時間
- 管理の手間
- 拡張性
- サポート体制
1つずつ見ていきましょう。
接続の安定性
Web会議システムの無料版と有料版で違う点の1つ目は、接続の安定性です。
無料のWeb会議システムは、有料システムと比べて接続が不安定になりやすいと言われています。
音声や映像の乱れがあると円滑なコミュニケーションの妨げになるため、大切な会議では有料でも接続の安定性が高いシステムを活用すべきでしょう。
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同時接続数
Web会議システムの無料版と有料版で違う点の2つ目は、同時接続数です。
無料のWeb会議システムは、同時接続数に制限があることがほとんどです。大勢が参加する会議では、同時接続数が多い有料システムを活用するとよいでしょう。
関連記事:社内情報共有のDX推進を加速する!おすすめツール14選!選び方と注意点も解説
音声・動画品質
Web会議システムの無料版と有料版で違う点の3つ目は、音声・動画品質です。
無料のWeb会議システムは、有料システムに比べ音声や映像の品質が劣るケースがあります。特に、商談など重要な会議では音声・映像の品質が低いと不利になりかねないので、利用に注意が必要です。
関連記事:テレワーク時代のコミュニケーションとは?課題の克服とチーム活性化の工夫
セキュリティ対策
Web会議システムの無料版と有料版で違う点の4つ目は、セキュリティ対策です。
無料のWeb会議システムは、有料システムと比べて暗号化機能やアクセス制限などのセキュリティ対策が不十分なケースがあります。
会議で機密情報を取り扱うときには、無料版は情報漏えいのリスクが高い場合もある点に、注意しましょう。
利用可能時間
Web会議システムの無料版と有料版で違う点の5つ目は、利用可能時間です。
無料のWeb会議システムは、利用時間に制限があるものがほとんどです。そのため、長時間の会議を行いたい場合などは、時間制限がない有料版の方がよいでしょう。
管理の手間
Web会議システムの無料版と有料版で違う点の6つ目は、管理の手間です。
無料のWeb会議システムは、有料システムと比較して管理の手間がかかるケースが多いです。
有料システムは利用状況のレポート機能やユーザー管理が充実していることが多いのに対し、無料システムではほとんどの場合それらの機能はあまり充実していません。
拡張性
Web会議システムの無料版と有料版で違う点の7つ目は、拡張性です。
無料Web会議システムは有料システムと比較して機能が限られていることが多く、多目的に活用したいユーザーにとっては不満足かもしれません。
ただ、他サービスとの連携が充実しているシステムであれば、足りない機能を補える場合もあるでしょう。
サポート体制
Web会議システムの無料版と有料版で違う点の8つ目は、サポート体制です。
無料のWeb会議システムは、有料システムと比較してサポートチームや操作マニュアルなどのサポート体制が限られているケースがほとんどです。
サポート体制が不十分な場合、トラブルが発生しても迅速な対応ができず、すぐに問題を解決して業務への影響を最小限に抑えられません。
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無料利用可能なWeb会議システムを比較するポイント
ここでは、無料利用可能なWeb会議システムを比較するポイントについて、以下の3点を解説します。
- 利用目的
- アカウントの必要性
- プラン変更の可否
1つずつ見ていきましょう。
利用目的
無料利用可能なWeb会議システムを比較するポイントの1つ目は、利用目的です。
Web会議システムを選ぶときには、まず「誰が」「どの場面で」「どの程度」利用するか具体的にイメージしましょう。これにより、最適なシステムを選べます。
アカウントの必要性
無料利用可能なWeb会議システムを比較するポイントの2つ目は、アカウントの必要性です。
Web会議システムの中には、アカウントがなくてもURL登録だけで使えるツールもあります。そのようなツールであれば、より簡単に使えます。
プラン変更の可否
無料利用可能なWeb会議システムを比較するポイントの3つ目は、プラン変更の可否です。
特に、無料版から有料版への移行が可能か確認しましょう。事業規模の拡大や業務に必要な機能の関係で、既存の無料プランでは不十分な場面もあります。
その場合、別のツールに乗り換えるには手間がかかるため、プラン変更が可能なツールがおすすめです。
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- 使用するツールが多く、うまく使い分けができていない
- 複数ツールに情報が分散していて、情報がうまく検索できない
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Web会議システムのおすすめ10選!(無料利用可能)
ここでは、無料で使えるおすすめのWeb会議システムについて、以下の10点を紹介します。
- CrewWorks
- BIZMEE
- Microsoft Teams
- Webex Meetings
- Zoom
- Skype
- Google Meet
- Whereby
- Chatwork Live
- SOBA meeting
1つずつ見ていきましょう。
CrewWorks
CrewWorks(クルーワークス)は、Web会議に加え、チャット・ファイル共有・タスク管理などビジネスに役立つ機能が豊富なオールインワンツールです。 3クリックで簡単に会議を設定できる上、タイムラインに会議の情報が通知されるため会議情報を見逃しません。会議の録画機能やチャット・ファイル共有機能を使えば、会議で話し合ったことを確実に共有できます。
CrewWorksの特長
- Web会議の録画・保存が可能
- 30秒で簡単登録
- チャットやタスク管理も利用できる無料プランあり
詳細はこちら: https://crewworks.net/
BIZMEE
BIZMEEは、2~4人程度の少人数向けに特化したWeb会議システムです。 ホームページ上で会議用URLを作成して、それを相手に共有するだけでWeb会議を始められます。P2Pを採用しており、セキュリティ面も万全です。画面共有やホワイトボード機能もあるため、Web会議で使いこなしましょう。
BIZMEEの特長
- 音声のクリアさが自慢
- アカウント作成不要
- 少人数向け無料ツール
詳細はこちら: https://bizmee.net/
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、チャット機能なども使えるWeb会議システムです。 資料の共同編集作業履歴の検索も可能なため、会議に併せて作業を行うなど効率的な業務遂行に貢献します。また、チャットには30カ国語以上の翻訳機能があるため、海外メンバーとのやり取りを行うときに使ってみましょう。文字サイズ変更や音声読み上げ機能もあるため、視力に不安がある方も安心です。
Microsoft Teams の特長
- アクセス制限や暗号化など充実したセキュリティ機能
- Microsoftの他のサービスと容易に連携可能
- 最長60分、回数無制限の無料プランあり
詳細はこちら: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/free-video-conferencing
Webex Meetings
Webex Meetingsは、世界中で利用できるWeb会議システムです。 無料プランでも、最大40分・100名参加で会議を実施できます。ノイズ除去機能や音声強調機能が充実しているため、雑音が気になって会議が中断するリスクを軽減できるでしょう。また、共有したコンテンツについてその場で注釈をつけられるので、会議で取り入れてみましょう。
Webex Meetingsの特長
- 100種類以上の外部ツールと連携可能
- Google・Apple・Microsoft・Facebookアカウントでも登録可能
- 最大100人参加できる無料プランあり
詳細はこちら: https://www.webex.com/ja/video-conferencing.html
Zoom
Zoomは、日本でも多くの導入事例があるWeb会議システムです。 無料でも、最大40分間・100名同時に参加してWeb会議を開催できます。ブレイクアウトルーム機能を活用すれば、参加者を複数のグループにわけて話し合ってもらうことも可能です。ホワイトボードや画面共有機能を使えば、議題を視覚的にわかりやすく説明できます。
Zoomの特長
- SSO対応
- Google・Apple・Facebookアカウントでもログイン可能
- ホワイトボードの利用が可能な無料プランあり
詳細はこちら: https://www.zoom.com/ja/products/virtual-meetings/
Skype
Skypeは、ビデオ通話が可能なコミュニケーションサービスです。 ビデオ通話やチャット、画面共有などWeb会議で必要とされる基本的な機能を無料で使えます。翻訳機能もついているため、海外の相手とやり取りしたい場合に使ってみましょう。ファイル送信も可能なので、会議中に大容量のデータを送りたい場合に安心です。
Skypeの特長
- Microsoftアカウントでもログイン可能
- iOS・Androidアプリあり
- インストール・アカウント不要の無料プランあり
詳細はこちら: https://www.skype.com/ja/
Google Meet
Google Meetは、Googleアカウントがあれば誰でも利用できるWeb会議システムです。 GmailやGoogleカレンダーからも、会議を開催できます。画面共有やチャットなど、Web会議システムの基本的機能を一通り使える上、無料でも一度に100名まで参加できるためオンラインセミナーなどにもおすすめです。画面の背景も自由に変えられるので、自宅などで背景を見せたくない場合に使ってみましょう。
Google Meetの特長
- 高水準のセキュリティ
- 専用アプリをインストールせずに利用可能
- 1対1で最大24時間利用可能な無料プランあり
詳細はこちら: https://meet.google.com/landing
Whereby
Wherebyは、オンラインで使えるWeb会議システムです。 無料プランでも4名までなら時間無制限で使えます。一度発行したURLは何度でも使い回しができる点も便利です。画面共有やチャット機能も使える上に、スマートフォンからでも参加できるため、日々のオンライン会議で使ってみましょう。
Wherebyの特長
- 会議室のロックが可能
- アプリのダウンロード不要
- 最大4名まで時間無制限の無料プランあり
詳細はこちら: https://whereby.com/
Chatwork Live
Chatwork Liveは、代表的なビジネスチャットツールである「Chatwork」の通話機能です。 チャット内のビデオアイコンをクリックするだけで、簡単に起動できます。無料プランでは1on1の通話しかできませんが、有料プランであれば複数人でのミーティングも可能です。画面共有やビデオの画面オフ・ミュートなど基本的な機能も使えるため、Chatworkをお使いの方は使ってみましょう。
Chatwork Liveの特長
- 国際的なセキュリティ体制に沿った運用体制
- iOS・Androidアプリを利用可能
- 1対1のみ利用可能な無料プランあり
詳細はこちら: https://go.chatwork.com/ja/column/usage/usage-009.html
SOBA meeting
SOBA meetingは、完全無料のクラウド型Web会議システムです。 PDFファイルなどをホワイトボードエリアに共有することで、資料を共有しながら会議を進められます。ホワイトボードには、参加者の書き込みも可能です。サポート機能はありませんが、ホームページに「みんなの質問掲示板」がありますので、お困りのことがある場合は相談してみましょう。
SOBA meetingの特長
- 参加人数の制限なし
- メールアドレス登録だけで利用可能
- 人数制限なしの無料ツール
詳細はこちら: https://meeting.soba-project.com/
まとめ
今回は、無料のWeb会議システムと有料システムの違いやシステムの比較ポイントに加え、おすすめの無料Web会議システム10選を紹介しました。
無料のWeb会議システムは、有料システムと比較して同時接続数や利用可能時間などに制限があるケースが多いため、多様な機能を使いこなしたい場合には不向きです。
しかし、ちょっとした会議などで使いたい場合には、無料のWeb会議システムが役立つ場面が多いでしょう。
無料のWeb会議システムを選ぶときは、利用目的に沿った機能を有することは必要条件ですが、アカウントの必要性やプラン変更の可否にも着目してみてください。
今回紹介したWeb会議システム以外にも、無料で使えるWeb会議システムは多数あります。自社に最適な無料Web会議システムを探してみましょう。
合わせて読みたい
- 使用するツールが多く、うまく使い分けができていない
- 複数ツールに情報が分散していて、情報がうまく検索できない
- ツール利用料が高額になり、コスパの良いツールを探している
上記のお悩みを解決するヒントがここにあります!
⇒情報のサイロ化を解決する「オールインワンツール」とは?ツール連携と比較・徹底解説
おすすめのWeb会議システム「CrewWorks」
CrewWorks(クルーワークス)は、Web会議に加え、チャット・ファイル共有・タスク管理などビジネスに役立つ機能が豊富なオールインワンツールです。 3クリックで簡単に会議を設定できる上、タイムラインに会議の情報が通知されるため会議情報を見逃しません。会議の録画機能やチャット・ファイル共有機能を使えば、会議で話し合ったことを確実に共有できます。
CrewWorksの特長
- Web会議の録画・保存が可能
- 30秒で簡単登録
- チャットやタスク管理も利用できる無料プランあり
