最近では、社内掲示板をオンラインで共有できるツールも出てきており、アナログではなくデジタルの社内掲示板を用いる企業も増えてきています。
デジタルの社内掲示板を用いることで、ナレッジ保存を社内掲示板で行うことも容易になるでしょう。
ただ、社内掲示板を活用するポイントを把握していないと、十分にその効果を享受できないかもしれません。
そこで今回は、社内掲示板の意味や社内掲示板を使いこなすポイントに加え、おすすめの社内掲示板ツール6選を紹介します。
【目次】
社内掲示板の意味
社内掲示板は、業務連絡やスケジュールなどの情報を社内で共有するためのボードです。
従来はホワイトボードなど、アナログな掲示板が活用されてきましたが、昨今ではITツールによる社内掲示板(社内掲示板ツール)が普及してきました。
社内掲示板ツールを用いることで、最新の情報を速やかに共有することができ、業務の円滑化にも役立つでしょう。
ここでは、社内掲示板ツールのメリットについて、以下の6点を解説します。
- 過去の投稿内容を容易に検索
- 業務効率化
- ノウハウとして蓄積
- 社内問合せ対応の削減
- 教育コストの削減
- 閲覧状況の確認が容易
1つずつ見ていきましょう。
過去の投稿内容を容易に検索
社内掲示板ツールのメリットの1つ目は、過去の投稿内容を容易に検索できることです。
社内掲示板ツールを使うと、過去の情報を簡単に検索できます。業務を遂行する中で、過去の情報を参照したいと考えるケースは思いのほか多いため、検索に余計な労力を使わないことは大きなメリットです。
業務効率化
社内掲示板ツールのメリットの2つ目は、業務効率化ができることです。
社内掲示板に情報を集約することで、従業員間の情報共有がスムーズになります。従業員による自己解決が促進される上、効率的に業務を進める方法も広く共有されるため、業務効率が向上するでしょう。
関連記事:業務効率化ツールとは?おすすめツール7選・種類・選び方を解説
ノウハウとして蓄積
社内掲示板ツールのメリットの3つ目は、ノウハウとして蓄積ができることです。
社内掲示板ツールで、FAQやマニュアルなどをノウハウとして簡単に蓄積できます。これにより、より多くの従業員がノウハウを活かして効率的に業務を遂行できるため、会社全体の底上げを期待できるでしょう。
関連記事:ノウハウを蓄積して業務に活用!役立つツールの種類は?
社内問合せ対応の削減
社内掲示板ツールのメリットの4つ目は、社内問合せ対応の削減ができることです。
社内掲示板ツールでは、業務に必要なナレッジを簡単に保存・共有できます。これにより、従業員が業務でわからないことがあっても自己解決できるケースが増えるため、社内問合せ対応の削減が期待できるでしょう。
教育コストの削減
社内掲示板ツールのメリットの5つ目は、教育コストの削減ができることです。
社内掲示板ツールを用いることで、業務マニュアルや業務フロー図などを容易に保存・共有できます。これらを従業員教育に活用することで、従業員への教育コストを削減できるでしょう。
閲覧状況の確認が容易
社内掲示板ツールのメリットの6つ目は、閲覧状況の確認が容易であることです。
社内掲示板ツールを使うと、閲覧状況を自動で記録できます。これにより、いつでも容易に閲覧状況を確認できるため、情報伝達の抜け漏れを防止できるでしょう。
社内掲示板を自社で活用するポイント
ここでは、社内掲示板を自社で活用するポイントについて、以下の3点を解説します。
- 運用ルールの明確化
- 最新情報への更新
- カテゴリ分け
1つずつ見ていきましょう。
運用ルールの明確化
社内掲示板を自社で活用するポイントの1つ目は、運用ルールの明確化です。
どの掲示板に何を投稿するかなど、社内掲示板の運用ルールを設けると情報の所在や読み方がすぐわかります。これにより、情報共有がスムーズになるでしょう。
最新情報への更新
社内掲示板を自社で活用するポイントの2つ目は、最新情報への更新です。
古い情報が放置されると、その情報に基づき誤った判断を下すこともあるかもしれません。そうならないよう、こまめに社内掲示板の情報を確認し、常に最新の情報を閲覧できるようにしましょう。
カテゴリ分け
社内掲示板を自社で活用するポイントの3つ目は、カテゴリ分けです。
掲示板をカテゴリ別に分けることで、必要な情報に素早くアクセスできます。業務内容や対象者に合わせて、適切なカテゴリを設定するとよいでしょう。
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- 使用するツールが多く、うまく使い分けができていない
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上記のお悩みを解決するヒントがここにあります!
⇒情報のサイロ化を解決する「オールインワンツール」とは?ツール連携と比較・徹底解説
社内掲示板ツールを選ぶポイント
ここでは、社内掲示板ツールを選ぶポイントについて、以下の4点を解説します。
- 使いやすさ
- 目的に沿った機能
- 対応しているデバイス
- セキュリティ対策
1つずつ見ていきましょう。
使いやすさ
社内掲示板ツールを選ぶポイントの1つ目は、使いやすさです。
多機能で高性能な社内掲示板ツールでも、使いづらければ従業員に使ってもらえなくても無理はありません。ITリテラシーに自信がなくても使いやすいよう、直感的に操作できるシンプルなインターフェースのツールがおすすめです。
目的に沿った機能
社内掲示板ツールを選ぶポイントの2つ目は、目的に沿った機能です。
自社の課題を洗い出せば、自ずと社内掲示板ツールの導入目的が見えてくるでしょう。社内掲示板ツールにはさまざまな機能がありますが、導入目的が定まればどの機能を重視すべきか判断基準が固まります。
対応しているデバイス
社内掲示板ツールを選ぶポイントの3つ目は、対応しているデバイスです。
スマートフォンやタブレットなどからもアクセスできる社内掲示板ツールであれば、時間や場所を問わずツールを使えます。外出やリモートワークが多い従業員がいる場合は、特に注目すべきポイントです。
セキュリティ対策
社内掲示板ツールを選ぶポイントの4つ目は、セキュリティ対策です。
社内掲示板ツールで機密情報を取り扱うこともあるため、セキュリティ対策の充実度も見逃せません。データ暗号化やアクセス制限など、セキュリティ対策機能の有無を確認しておきましょう。
関連記事:文書管理のセキュリティを高めるには?5つのトラブルと4つの対策を紹介
おすすめ社内掲示板ツール6選
ここでは、おすすめ社内掲示板ツール6選について、以下の6点を紹介します。
- NotePM
- Qast
- Kibela
- Talknote
- esa
- Notion
1つずつ見ていきましょう。
NotePM
NotePMは、社内掲示板作成にも役立つ社内Wikiツールです。Markdown記法やテンプレートを活用することで、見やすい社内掲示板を簡単に作成して、メンバー間に共有できます。WordやPDF形式で作成した社内掲示板の共有も可能です。また、タイトルや本文などで簡単に文書検索ができるため、簡単に過去の社内掲示板を探せます。
NotePMの特長
- 登録企業12,000社突破
- オンラインデモ・個別相談会あり
- 30日間無料トライアル
詳細はこちら: https://notepm.jp/
Qast
Qastは、社内掲示板も共有できるナレッジプラットフォームです。社内の情報をQastで集客することで、ナレッジマネジメントを促進します。誰が何に詳しいか示したユーザータグを活用することで、社内の有識者を速やかに検索できるでしょう。ナレッジコンサルタントが導入・活用を支援するため、ITツールの活用に自信がなくても安心です。
Qastの特長
- 利用ユーザー数70,000人突破
- お役立ちコラムが充実
- 無料デモあり
詳細はこちら: https://qast.jp/
Kibela
Kibelaは、社内掲示板の作成・共有にも使える情報共有ツールです。リアルタイム共同編集や下書きレビューなど、チームで簡単に社内掲示板を作成できる機能が豊富に用意されています。「いいね!」機能やスレッドもあるため、社内掲示板へのレスポンスも可能です。ユーザー権限や多要素認証などの機能も充実しているため、セキュリティ面も安心です。
Kibelaの特長
- APIを提供
- 無料プランあり
- 有料プランにも無料トライアルあり
詳細はこちら: https://kibe.la/
Talknote
Talknoteは、社内掲示板の共有もできる社内情報共有プラットフォームです。タイムライン機能により時系列順に情報を確認できるため、新たに投稿された社内掲示板があっても見逃しません。スタンプも使えるため、投稿にちょっとしたリアクションをしたい場合にはコメントの代わりに使ってみましょう。
Talknoteの特長
- 導入企業数1,100社以上
- お役立ちコラムが充実
- 14日間無料トライアルあり
詳細はこちら: https://talknote.com/
esa
esaは、社内掲示板を含むドキュメント共有サービスです。書いている途中でも手軽にドキュメントを共有できるようにすることで、自律的なチーム作りに貢献します。履歴も残せるので、文書をメンバー皆で完成させていけるでしょう。主要チャットツールなどとの連携も可能なので、既存の情報共有ツールと併用すると、一層情報共有を促進できるはずです。
esaの特長
- 有名企業においても利用実績
- Googleアカウントでログイン
- 2ヶ月間+ 無料トライアル!
詳細はこちら: https://esa.io/
Notion
Notionは、プロジェクト管理や社内Wikiなど、さまざまな用途に使用できるオールインワンツールです。社内掲示板の作成・共有にも活用でき、50種類以上のコンテンツタイプなどを活用することで、見やすいドキュメントを作成できます。動画や画像も埋め込めるので、視覚的にわかりやすい社内掲示板を作ってみましょう。
Notionの特長
- 多言語対応
- Google・Appleアカウントでもログイン可能
- 無料プランあり
詳細はこちら: https://www.notion.com/ja/
社内掲示板を自社に導入した事例
ここでは、社内掲示板を自社に導入した事例について、以下の2点を解説します。
- メーカーA
- 小売店B
1つずつ見ていきましょう。
メーカーA
社内掲示板を自社に導入した事例の1つ目は、メーカーAです。
メーカーAで導入していた文書管理ツールでは、不具合の多さや動作の遅さが課題でした。そこで、社内掲示板としての役割も兼ね、文書管理にも使える社内Wikiツールを導入しました。
ツールは余計な機能がなく直感的に操作しやすいため、システムの不具合など業務連絡がスムーズになりました。その結果、社内からのクレームゼロを実現しています。
関連記事:文書管理システムのメリットとデメリットとは?機能や選び方のポイントも解説
小売店B
社内掲示板を自社に導入した事例の2つ目は、小売店Bです。
複数事業で小売店チェーンを展開する小売店Bでは、従来従業員間の情報共有に社内SNSを活用していました。ただ、それにはセキュリティ面や情報伝達の遅延などが課題でした。
そこで社内掲示板ツールを導入すると、売上記録などの日報やノウハウ共有を効率化できました。その結果、売上や客単価の向上などビジネス面でプラスの効果が見てとれました。
関連記事:日報とは?書く目的や書き方・共有手段についても解説
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- 使用するツールが多く、うまく使い分けができていない
- 複数ツールに情報が分散していて、情報がうまく検索できない
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⇒情報のサイロ化を解決する「オールインワンツール」とは?ツール連携と比較・徹底解説
まとめ
今回は、社内掲示板の意味や社内掲示板を使いこなすポイントに加え、おすすめの社内掲示板ツール6選を紹介しました。
社内掲示板を用いることで、社内で情報共有を行えます。昨今では、デジタルツールの社内掲示板ツールも普及してきました。社内掲示板ツールを用いることで、投稿内容の検索や社内問合せ対応などが容易になります。
社内掲示板を運用するには、運用ルールの明確化やカテゴリ分けなどがポイントです。
また、ツールを選ぶときには、使いやすさやセキュリティ対策などを考慮する必要があります。本記事で紹介した以外にも社内掲示板を活用した事例があるので、それも参考にしましょう。
合わせて読みたい
- 使用するツールが多く、うまく使い分けができていない
- 複数ツールに情報が分散していて、情報がうまく検索できない
- ツール利用料が高額になり、コスパの良いツールを探している
上記のお悩みを解決するヒントがここにあります!
⇒情報のサイロ化を解決する「オールインワンツール」とは?ツール連携と比較・徹底解説
コミュニケーションツール活用のポイント
コミュニケーションツールを導入し利用しているものの、うまくコミュニケーションが取れないと感じていませんか?
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