無料で使える情報共有アプリ6選!タイプ・目的別に紹介

社内のコミュニケーションや業務効率を向上させるには、情報共有アプリを活用すると便利です。
しかし、数ある情報共有アプリの中でどれを選ぶべきか迷うことはありませんか。特に、有料ツールの導入には慎重になるものです。
そこで今回は、情報共有アプリの無料版と有料版の違いと、無料で使える情報共有アプリ6選を解説します。
【目次】
▼今以上に情報共有を効率化して、生産性を向上したい方は、以下の記事をご覧ください。
コミュニケーションコスト(時間)を簡単に削減できるおすすめツールとは?
無料版あり!情報共有アプリとは?
ここでは、情報共有アプリについて、以下の3点を解説します。
- 情報共有アプリとは
- 情報共有アプリの必要性
- 無料プランや無料トライアルが可能
1つずつ見ていきましょう。
情報共有アプリとは
情報共有アプリとは、業務で扱う情報やデータをアプリ内に集約し一元管理して、情報共有を効率化するためのツールです。
PDFやExcelなどのファイル、自社のノウハウ、会議の議事録などをアプリ内に保存して、従業員間やプロジェクトのチーム間で情報をやりとりできます。
チャット機能や社内SNS、タスク管理機能を備えたものもあります。情報共有アプリを活用することで、情報の抜け漏れを防げ、業務効率化やチーム全体の生産性向上につながるでしょう。
関連記事:今さら聞けない情報共有を徹底解説!~注目の理由からスムーズに行うためのポイントまで~
情報共有アプリの必要性
現代の企業活動では、膨大な量の情報が発生するため、情報管理と共有を迅速に行う必要があり、メールや電話だけでは情報共有に限界があります。
メールは一方通行のコミュニケーションが中心で、過去のやり取りを探すのに手間がかかることがあります。
また、電話では即時性はあるものの、記録が残らず情報が抜け落ちるリスクがあります。特に、複数人が関わるプロジェクトやリモートワーク環境において、効率的に連携をとるには、情報共有アプリの活用は欠かせません。
一方で、情報共有アプリは、チャットやタスク管理、ファイル共有などの機能を通じて、リアルタイムで情報共有と記録の自動保存を行うことでナレッジ共有が行えます。
例えば、チャット機能を使えば、簡単にグループ内で情報を共有し、関連するファイルやメモを一箇所にまとめられます。
また、タスク管理機能では、日々誰が何をすべきかを可視化し、予定管理を行うことで進捗状況を全員が確認できるため、電話やメールでは対応し切れない複雑な業務を効率化することが可能です。
情報共有アプリを活用することで、伝達ミスや遅延を防げ、業務のスピード向上につながるメリットを得られるでしょう。
関連記事:情報共有がチームワークを高める!具体的な手段やコツを解説
無料プランや無料トライアルが可能
情報共有アプリは、多くの場合、無料プランや無料トライアルが提供されており、初めて導入を検討するときにも気軽に試せるのが特徴です。
無料プランでは、情報共有の基本機能やユーザー数に制限があるものの、初期コストを抑えてアプリの使用感を確かめながら運用をスタートできます。
また、多くのアプリでは、一定期間の無料トライアルを提供しており、有料プランで利用できる全機能を試せる場合もあります。
無料トライアルを通じて自社の業務に必要な機能が含まれているかを事前に確認でき、導入後のギャップを防ぐことが可能です。
情報共有アプリの種類
ここでは、情報共有アプリの種類ついてタイプ別に、以下の3点を解説します。
- ビジネスチャット・社内SNSタイプ
- タスク管理・プロジェクト管理タイプ
- ファイル共有タイプ
1つずつ見ていきましょう。
ビジネスチャット・社内SNSタイプ
情報共有アプリの種類の1つ目は、ビジネスチャット・社内SNSタイプです。
ビジネスチャット・社内SNSタイプは、個人向けのSNSやチャットのように手軽に社内コミュニケーションを行えるツールです。
グループチャットやスタンプ機能が備わっているなど、気軽に組織内で情報を発信できる点が特徴で、チームメンバー間のコミュニケーションを活性化させます。
既読機能がある場合は、未読の確認が容易であるため、伝達漏れを防げるのもメリットです。
関連記事:ビジネスチャットとは?おすすめツール7選と活用のメリットや主な機能を比較解説
関連記事:社内SNSとビジネスチャットの違いを徹底解説!特徴・メリット・デメリットを紹介
タスク管理・プロジェクト管理タイプ
情報共有アプリの種類の2つ目は、タスク管理・プロジェクト管理タイプです。
タスク管理・プロジェクト管理タイプのアプリでは、カンバン形式やリスト形式、ガントチャートなどでタスクを可視化し、進捗状況や役割を明確にした担当者を一括管理できます。
締め切りやタスクの優先度が明瞭になるため、プロジェクト全体を俯瞰しながら業務が進められ、効率的なスケジュール管理が可能になります。
大規模なチームでも進捗遅延を早期に発見しやすく、無駄なコミュニケーションコストの削減につながります。
関連記事:タスク管理とは?効率的な実施方法からおすすめのツール8選をまとめて比較・解説
関連記事:【2025年版】プロジェクト管理ツールおすすめ16選を徹底比較!5つの確認ポイントも紹介
ファイル共有タイプ
情報共有アプリの種類の3つ目は、ファイル共有タイプです。
ファイル共有タイプは、オンラインストレージ機能をメインとするファイル管理アプリで、大容量データでもクラウド上に保管しておけば遠隔からすぐにアクセスが可能です。
共同編集やバージョン管理に対応しているツールも多く、複数人が同時に作業してもデータの重複を防ぎやすいのが利点です。写真や動画を頻繁にやりとりする業種でも導入メリットが大きいでしょう。
関連記事:オンラインストレージのメリットとデメリットとは?基本概念や導入のポイントも解説!
情報共有が成功するビジネスコミュニケーションサービス「CrewWorks(クルーワークス)」
3分でわかる!CrewWorksのサービス資料は、こちらから無料ダウンロードください
情報共有アプリの無料版と有料版の違い
ここでは、情報共有アプリの無料版と有料版の違いについて、以下の3点を解説します。
- 利用範囲
- 通信速度
- セキュリティ範囲
1つずつ見ていきましょう。
利用範囲
情報共有アプリの無料版と有料版の違いの1つ目は、利用範囲です。
無料版では、ストレージ容量や利用可能な機能が限定されており、5GB~20GB程度の保存容量であることが一般的です。
また、高度な機能や複数ユーザーでの同時編集、詳細なアクセス権限管理などは利用できないケースも少なくありません。
導入時・導入後のサポート体制がメールだけの問い合わせに限定されている場合も多くあるため、注意が必要です。
一方、有料版では1TB以上の大容量ストレージが提供されることもあり、動画や大きなファイルを多く扱うビジネスユースに最適です。
そして、セキュリティ機能や高度なコラボレーション機能、カスタマイズオプションなども含まれることがあるため、業務効率化や安全性向上が図れるでしょう。
通信速度
情報共有アプリの無料版と有料版の違いの2つ目は、通信速度です。
有料版では、データ転送やアップロードの速度が優先されるため、大容量ファイルを扱う場合でもスムーズな操作が可能です。
一方、無料版では通信速度が制限されることが多く、大きなファイルの送受信に時間がかかることも少なくありません。
通信速度が遅いと業務効率に影響を与え、リモートワーク・在宅勤務やチームでの共同作業においてストレスとなることも考えられます。
そのため、容量の大きなデータを頻繁に扱う場合には、スピードが確保されている有料版をおすすめします。
セキュリティ範囲
情報共有アプリの無料版と有料版の違いの3つ目は、セキュリティ機能の範囲です。
無料版にも、暗号化やアクセス制限など基本的なセキュリティ機能が備わっていることが多いものの、機密性の高い業務データを扱うには足りないこともあります。
特に、法人利用を想定した高度なセキュリティ機能としては、十分とは言い切れません。
有料版では、アクセス制限をより詳細に設定できるほか、IPアドレスやGPSなどを活用したセキュリティ対策が強化可能なツールが多く見られます。
また、データ流出が発生したときには、操作履歴で原因を追跡できたり、ファイル転送時のパスワードやダウンロード制限などが備わっていることもあります。
重要なデータの保存や共有には、セキュリティ面で安心な有料版の利用も検討しましょう。
▼今以上に情報共有を効率化して、生産性を向上したい方は、以下の記事をご覧ください。
コミュニケーションコスト(時間)を簡単に削減できるおすすめツールとは?
情報共有が成功するビジネスコミュニケーションサービス「CrewWorks(クルーワークス)」
3分でわかる!CrewWorksのサービス資料は、こちらから無料ダウンロードください
【目的別】無料で使える情報共有アプリ6選
ここでは、目的別に無料で使える情報共有アプリについて、以下の6点を紹介します。
- 【チャット】 CrewWorks
- 【チャット】 Slack
- 【タスク管理】 Notion
- 【プロジェクト管理】 Trello
- 【ファイル共有】 Dropbox
- 【社内SNS】 LINE WORKS
1つずつ見ていきましょう。
【チャット】CrewWorks
CrewWorks(クルーワークス)は、情報共有とチームの効率的なコラボレーションを可能にする情報共有アプリです。画面の左側にタスクやファイルを表示し、右側には常時チャット欄が配置されているため、情報を見ながら簡単に議論を始められます。プロジェクトやタスクごとにチャットが自動的に紐付けられているため、別でチャットルームを作成する必要がありません。また、プロジェクトごとに情報が自動整理され、ナレッジとして蓄積される仕組みも備わっています。SSL通信による暗号化、2要素認証機能など、強固なセキュリティ体制を整えている点も魅力です。
CrewWorksの特長
- 最大50ユーザーまでずっと無料で使えるフリープランがある
- 利用するだけで情報が自動整理され、手間なくナレッジが蓄積され業務効率化を実現
- 導入実績900社を突破
詳細はこちら: https://crewworks.net/
【チャット】 Slack
Slackは、チャットやプロジェクト管理などを備えた多機能な情報共有アプリです。リアルタイムでのコミュニケーションを可能にするチャット機能に加え、タスク管理やファイル共有もスムーズに行えます。チャットやプロジェクトをチャンネルごとに整理できるため、情報が分散せず、検索機能で必要な情報に簡単にアクセス可能です。無料プランでは90日間のメッセージ履歴、1対1の音声およびビデオ会議などが利用できます。
Slackの特長
- チームごとにチャンネルを作成し、効率的なコミュニケーションを実現
- 特定のキーワードを入力するだけで検索できるAI機能がある
- 多数のツールと連携可能でワークフローを簡素化でき、2,600以上のアプリと連携可能
詳細はこちら: https://slack.com/intl/ja-jp/
【タスク管理】 Notion
Notionは、プロジェクト管理・タスク整理・データ可視化を1つのプラットフォームで実現する情報共有アプリです。ボードやカレンダー、リストなど多彩なフォーマットを活用できるため、プロジェクトの進行状況を視覚的に把握できます。タスクの依存関係を明確にし、チームの進捗管理を効率化することにも長けています。さまざまな用途に合わせた完全無料テンプレートが用意されているため、すぐに業務で活用できるでしょう。無料プランでも充実した機能を利用できるため、初期費用を抑えながら始めたい方に向く情報共有ツールです。
Notionの特長
- 無料でも充実したタスク管理や可視化が可能
- 初稿生成や作業の自動化で時間を節約
- 2,000以上のツールと連携可能
詳細はこちら: https://www.notion.com/ja
【プロジェクト管理】 Trello
Trelloは、直感的な操作でタスクやプロジェクトを効率的に管理できる情報共有アプリです。ボード・リスト・カードを使用して、誰が何を行っているかを一目で把握できるため、タスクの進捗の可視化が可能です。無料プランでは、ワークスペースごとに10人まで追加でき、基本的なプロジェクト管理機能が利用できます。タイムラインやカレンダー表示など、プロジェクトの視覚化や追跡を行いたい方は、有料プランの利用をおすすめします。
Trelloの特長
- ドラッグ&ドロップなど直感的な操作で簡単にタスク管理
- ワークスペースごとに10人まで利用可能
- コード不要の自動化機能を搭載
詳細はこちら: https://trello.com/ja
【ファイル共有】 Dropbox
Dropboxは、無料で利用可能な情報共有アプリで、ファイルの共有・整理・共同編集をスムーズに行えるクラウドストレージサービスです。画像や動画、ドキュメントなどを安全に保存し、チームメンバーや取引先とスムーズに共有できます。社外のユーザーとは、共有リンクを使うことで、手軽に共有可能です。また、動画や音声へのフィードバックを一箇所にまとめる機能も備えています。無料プランでは、基本的なファイル共有機能に加え、ドキュメント分析やフィードバック管理が可能です。
Dropboxの特長
- あらゆるデバイスで簡単に共同編集が可能
- 暗号化技術でデータを保護
- 動画や画像のやり取りを一箇所で完結
詳細はこちら: https://www.dropbox.com/ja/
【社内SNS】 LINE WORKS
LINE WORKSは、LINEの使いやすいUIを活かしたビジネス向けのコミュニケーションツールです。掲示板、カレンダー、アンケート、フォルダ機能等が利用できるため、グループウェアとしても活用できます。LINEユーザーとも直接やり取りが可能なため、顧客や取引先とのコミュニケーションを円滑化したい方にも最適です。シンプルな操作で教育コストを削減でき、幅広い年齢層に適した直感的なインターフェースも魅力です。無料プランでは、グループチャット・既読確認・音声・ビデオ通話が利用可能です。
LINE WORKSの特長
- LINEと連携してスムーズに使える
- グループチャットや音声通話が利用可能
- 導入教育不要で幅広いユーザーに対応
詳細はこちら: https://line-works.com/
関連記事:情報共有ツールのおすすめ12選を紹介!比較ポイントも解説
まとめ
今回は、情報共有アプリの無料版と有料版の違いと、無料で使える情報共有アプリ6選を解説しました。
情報共有アプリを選ぶときは、チームの業務内容や規模に合った機能・操作性・セキュリティを備えているツールを選びましょう。
また、無料プランなどを試用して、実際の業務で使い勝手を検証することも大切です。
チャット・プロジェクト管理・ファイル共有など、それぞれのアプリごとに得意な機能が異なるため、特徴を比較して自社の業務に最適なツールを見つけましょう。
▼今以上に情報共有を効率化して、生産性を向上したい方は、以下の記事をご覧ください。
コミュニケーションコスト(時間)を簡単に削減できるおすすめツールとは?
おすすめの情報共有アプリ「CrewWorks」
CrewWorks(クルーワークス)は、情報共有とチームの効率的なコラボレーションを可能にする情報共有アプリです。画面の左側にタスクやファイルを表示し、右側には常時チャット欄が配置されているため、情報を見ながら簡単に議論を始められます。プロジェクトやタスクごとにチャットが自動的に紐付けられているため、別でチャットルームを作成する必要がありません。また、情報が自動整理され、ナレッジとして蓄積される仕組みも備わっています。SSL通信による暗号化、2要素認証機能など、強固なセキュリティ体制を整えている点も魅力です。
CrewWorksの特長
- 最大50ユーザーまでずっと無料で使えるフリープランがある
- 利用するだけで情報が自動整理され、手間なくナレッジが蓄積され業務効率化を実現
- AWSデータセンターと暗号化通信機能を備えたセキュリティ体制
