ナレッジツールおすすめ13選を紹介！

ナレッジツールとは

ナレッジツールとは、企業や組織内に散在している知識や情報を効果的に集約・蓄積し、共有や検索が可能になる仕組みの総称です。

従業員が業務で培ったノウハウや手順を一元管理できるため、よくある質問や作業が重複して行われることを防げます。

結果として、業務効率化や生産性向上が期待できるのはもちろん、新人研修や経験豊富なベテラン社員からのスキル移転をスムーズに行う基盤としても活用できます。

また、最近ではリモートワークが普及した影響もあり、オンライン上でのナレッジ共有の重要度はますます高まっています。

関連記事：ナレッジとは？ビジネスにおける関連用語やノウハウとの違いを徹底解説

ナレッジマネジメントにツールの活用がおすすめな理由

ナレッジツールは、企業の知識・ノウハウを効率的に共有するためのツールです。紙やファイルサーバーによるナレッジマネジメントでは、手間がかかる情報の検索・共有に課題がありました。

しかし、ナレッジ共有ツールを使えば今までよりもスムーズな知識の共有が可能です。

関連記事：ナレッジ共有とは？得られる効果や成功のポイントを一挙解説

ここでは、ナレッジマネジメントにツールの活用がおすすめな理由について、以下の4点を解説します。

1つずつ見ていきましょう。

ナレッジを容易に検索

ナレッジマネジメントにツールの活用がおすすめな理由の1つ目は、ナレッジを容易に検索できることです。

ナレッジ共有ツールは、大量の情報を蓄積しても、必要な知識をスピーディに見つけ出せます。過去の成功事例やノウハウを簡単に探し出せるため、業務の効率化や人材育成につながるでしょう。

関連記事：ノウハウとは？ビジネスシーンにおける意味や使い方と活用メリットをわかりやすく解説

業務効率化

ナレッジマネジメントにツールの活用がおすすめな理由の2つ目は、業務効率化を促進できることです。

ナレッジ共有ツールを利用することで、ナレッジを一つのプラットフォームで管理できるため、複数のツールを使い分ける必要がなくなり、業務効率がアップします。

情報を探す時間や異なるツール間でデータをやり取りする時間が削減可能です。

関連記事：ナレッジ検索とは？検索方法・課題と対策・ツールの選び方を解説！

ナレッジの蓄積・共有

ナレッジマネジメントにツールの活用がおすすめな理由の3つ目は、ナレッジの蓄積・共有ができることです。

ナレッジ共有ツールは、組織全体の知識を蓄積・共有するプラットフォームとして機能します。

これにより、属人化した各従業員が持つ知見や経験を暗黙知から形式知化して組織全体で共有でき、組織全体のスキルアップに貢献するでしょう。

関連記事：ナレッジを蓄積する目的は？活用までの4ステップとコツ

ナレッジの漏洩防止

ナレッジマネジメントにツールの活用がおすすめな理由の4つ目は、ナレッジの漏洩防止に役立つことです。

多くのナレッジ共有ツールは、アクセス権限管理やデータ暗号化など高度なセキュリティ機能を搭載しているため大切な情報の漏洩を防ぎます。

そのため、機密性が高いナレッジでも安心して共有できます。

関連記事：ナレッジ化を始めよう！メリット・重要ポイント・おすすめツール8選

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• 異動や退職によるナレッジの引き継ぎがうまくいかない
• 必要なナレッジにすぐにアクセスできない
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上記のお悩みを解決するヒントがここにあります！
⇒ナレッジ活用における課題と最大限にナレッジ活用するためのツールの選び方とは？

ナレッジの共有をツールで成功させるポイント

ここでは、ナレッジの共有をツールで成功させるポイントについて、以下の3点を解説します。

1つずつ見ていきましょう。

従業員教育

ナレッジの共有をツールで成功させるポイントの1つ目は、従業員教育です。

従業員にナレッジ共有ツールの必要性を理解してもらいましょう。そのために、研修や説明会でツールを使うメリットや、ナレッジ共有が組織の成長につながることを説明します。

関連記事：ナレッジ活用で組織力を最大化！失敗しない進め方とツールの選び方を解説

運用・管理体制の整備

ナレッジの共有をツールで成功させるポイントの2つ目は、運用・管理体制の整備です。

社内の運用体制を整え、情報共有を促進できる社風を作り上げましょう。情報共有を行った従業員が評価される制度の導入など、社員同士の情報交換を促す仕組みづくりが必要です。

ナレッジ共有のハードルを下げる

ナレッジの共有をツールで成功させるポイントの3つ目は、ナレッジ共有のハードルを下げることです。

ナレッジ共有のハードルが高いと、従業員は抵抗感を感じてなかなか発信・投稿できない恐れがあります。

社員全員が簡単にコメントを書き込めたり、既存情報を更新できたりする仕組みを作り、気軽に共有できる文化を育て定着させることが大切です。

関連記事：【無料版あり】ナレッジ共有ツールのおすすめ8選！使い方や注意点も解説

ナレッジツールのおすすめ13選（無料あり）

ここでは、おすすめのナレッジツールについて、以下の13点を紹介します。

1つずつ見ていきましょう。

CrewWorks

CrewWorks（クルーワークス）は、ビジネスチャット・プロジェクト管理・Web会議・ファイル共有などのビジネスコミュニケーションツールです。 さまざまな機能を1つのツールで使えるため、情報を一元管理できます。チャットやファイルの自動整理機能もあるため、情報整理した状態で共有したいユーザーにもおすすめです。暗号化や2要素認証などセキュリティ体制も万全で、プライバシーマークやISMS認証などの認証も受けています。

CrewWorksの特長

1. 情報が自然と構造化され、必要な情報を一目で確認できる
2. 豊富なサポートコンテンツ提供と充実したサポート体制
3. 最大50ユーザーまでずっと無料で利用できるフリープランあり

詳細はこちら: https://crewworks.net/

Microsoft365

Microsoft365は、Microsoft社が提供するサブスクリプションサービスです。 Word・Excel・PowerPoint・Microsoft Teamsなど、Microsoft社の主要サービスをオンライン上でまとめて使えます。ユーザーの利用状況に応じてパーソナライズしてくれます。例えば、Outlookではユーザーから届くメールの傾向により分類や優先度を設定できます。AIで文章校正や提案もしてくれるので、ドキュメント作成にも重宝するでしょう。

Microsoft365の特長

1. 強固なセキュリティ機能
2. 教育機関にはお得な料金プランあり
3. 1ヶ月無料トライアル

詳細はこちら: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-365-business

flouu

flouuは、プライズ株式会社が提供するクラウド情報共有ツールです。 組織DXの加速が目的のツールで、社内Wikiや日報などさまざまなドキュメントを作成できます。全文検索機能やAIによる関連ドキュメントの提案などの機能も搭載しており、検索性が向上します。共同編集も可能なので、リモートワークや複数の拠点を有する企業にもおすすめです。AWSのデータセンターを採用しており、データのバックアップ体制やセキュリティ面でも信頼性が高いと言えるでしょう。

flouuの特長

1. 情報セキュリティマネジメント認証（ISMS）取得
2. ITトレンド年間ランキング2年連続1位
3. 14日間無料トライアル

詳細はこちら: https://lp.flouu.work/

ナレカン

ナレカンは、株式会社Stockが提供するナレッジ管理ツールです。 100人～数万名の従業員を有する企業において、特に強みを発揮します。平均0.2秒の高速検索で、膨大な検索対象からさまざまなナレッジを見つけ出せるでしょう。また、添付ファイル内のデータから要約や重要ポイントを自動抽出し、ナレッジ化します。メールやチャットのやり取りを自動保存できる上、フォルダの多階層化やバックアップデータの保持など、データ保存機能も豊富です。

ナレカンの特長

1. iOS・Androidアプリあり
2. SlackやTeamsと連携
3. 無料トライアルあり

詳細はこちら: https://www.narekan.info/

esa

Esaは、合同会社esaが提供する情報共有サービスです。 Markdown形式を用いることで、文章だけでなく画像やコードなどさまざまな形式でドキュメントを作成できます。WIP機能を使えば、記事を「書き途中」でも共有可能です。プラグイン機能を使えば機能の拡張も可能で、ワークフローを最適化できます。esaでチームメンバーの知識を積極的に共有し、組織の成長やオンボーディングにつなげましょう。

esaの特長

1. 外部ツールとの連携可能
2. Googleアカウントでログイン
3. 60日間無料トライアル

詳細はこちら: https://esa.io/

Confluence

Confluenceは、Atlassian社が提供するクラウド型情報共有ツールです。 テキストだけでなく、画像・図・表などさまざまな形式のアウトプットを作成できるため、柔軟に情報を整理できます。共同編集機能を使えば、複数人でのドキュメントの同時編集作業を効率化できるでしょう。キーワード検索やタグ検索など、検索性の高さが特徴です。バージョン管理もできるため、過去のバージョンに戻したい場合もすぐにできます。

Confluenceの特長

1. 連携可能なツール多数
2. Google・Microsoft・Apple・Slackアカウントでもログイン可能
3. Freeプランあり

詳細はこちら: https://www.atlassian.com/ja/software/confluence

Qast

Qastは、any株式会社が提供するナレッジプラットフォームです。 組織に埋もれてきた社員の知識・経験を蓄積し、キーワードやタグ・質問者など多様な条件で情報検索できます。シンプルな操作性で、誰でも簡単に質問・回答を作成可能です。質問に対する投票やコメント機能、評価の可視化もあり、コミュニティとして活発にコミュニケーションをとりたい場合も重宝するでしょう。

Qastの特長

1. 利用ユーザー数70,000人突破
2. お役立ち情報が豊富
3. 無料デモあり

詳細はこちら: https://qast.jp/

NotePM

NotePMは、株式会社プロジェクト・モードが提供する社内Wikiツールです。 オンライン上で簡単にマニュアル作成ができる上に、強力な検索機能を有するため、必要な情報を容易に検索できます。銀行や大学も導入するほどセキュリティ機能も強力で、ナレッジの活用状況レポートも作成可能です。詳細を知りたい方は、無料のオンラインデモ・個別相談会に問い合わせしてみるとよいでしょう。

NotePMの特長

1. 登録企業12,000社突破
2. APIで外部ツールと連携
3. 30日間無料トライアル

詳細はこちら: https://notepm.jp/

DocBase

DocBaseは、株式会社クレイが提供するナレッジ管理ツールです。 シンプルな操作性でありながら、簡単にファイルを作成・共有できるため、ナレッジ共有に重宝するでしょう。Markdown形式の記述も可能です。マルチデバイス対応なので、外出先で情報を知りたい時も便利に使えます。チャットツールと連携すれば、リアルタイムによりスムーズな情報のやりとりを実現できるでしょう。

DocBaseの特長

1. 登録実績10,000社
2. お役立ちコラムが充実
3. 30日間無料トライアル

詳細はこちら: https://docbase.io/

Notion

Notionは、Notion Labs社が提供するオールインワンワークスペースツールです。 ノート作成・タスク管理・プロジェクト管理・社内Wikiなど、情報共有に役立つ機能を、1つのプラットフォーム上で使えます。ページのデザインも自由にカスタマイズできるため、個人からビジネスまでチームのスタイルに合わせてワークスペースを構築できる特徴があります。業務マニュアルの作成もできるため、担当者の異動や引き継ぎ業務にも有効活用できます。連携できるツールも多数存在するので、既存のツールと連携させて情報共有を促進しましょう。

Notionの特長

1. 大企業においても利用実績多数
2. Google・Appleアカウントでログイン可能
3. フリープランあり

詳細はこちら: https://www.notion.so/ja

Knowledge Explorer

Knowledge Explorerは、株式会社図研プリサイトが提供するオンプレミス型ナレッジ活用ソリューションです。 AIにより、企業内に蓄積された文書などの情報資産を分析して、人間の手だけでは探すことが困難な価値ある情報を探し出せます。また、社内ドキュメントの作成中に参考になりそうな資料をピックアップしてプッシュ通知してくれます。他メンバーの検索履歴を含め、資料作成時には強力なサポートになるでしょう。

Knowledge Exploreの特長

1. 大企業含め利用実績多数
2. 定期的にセミナー開催
3. 多言語対応

詳細はこちら: https://www.presight.co.jp/product/knowledgeExplorer.php

Kibela

Kibelaは、株式会社ビットジャーニーが提供するクラウド型情報共有ツールです。 直感的な操作性で、ITリテラシーに自信がなくとも簡単に操作できます。Markdown記法に対応しており、フォルダやタグ付け機能で情報の整理も可能なため、見やすくかつ分かりやすく情報を整理できるでしょう。多要素認証や脆弱性診断テストなど万全のセキュリティ対策をとっているため、機密性の高い情報を取り扱いたい場合でも安心です。

Kibelaの特長

1. 豊富なセキュリティ機能
2. 無料プランあり
3. 導入企業数1万社以上

詳細はこちら: https://kibe.la/

Zendesk

Zendeskは、Zendesk社が提供するクラウド型カスタマーサポートプラットフォームです。 問合せ対応を強力にサポートすべく、問合せなどの顧客対応を一元化できる上に、問合せ内容の分析機能で問合せ対応の改善につなげられます。メール・チャット・電話など幅広いチャネルに対応できるので、多くの企業で役立つでしょう。また、AIを活用したチャットボットやFAQ機能を導入すれば、顧客の自己解決率を高めてオペレーターの工数・負担軽減も可能にし、顧客満足度の向上にも寄与するでしょう。

Zendeskの特長

1. 世界10万社以上の導入実績あり
2. 製品デモあり
3. 無料トライアルあり

詳細はこちら: https://www.zendesk.co.jp/

関連記事：【2025年版】ナレッジベースツールおすすめ10選を紹介！

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ナレッジマネジメントに用いるツールの選び方

ここでは、ナレッジマネジメントに用いるツールの選び方について、以下の5点を解説します。

1つずつ見ていきましょう。

使いやすさ

ナレッジマネジメントに用いるツールの選び方の1つ目は、使いやすさです。

複雑な操作が必要なツールでは、従業員が使うことを敬遠して利用率が低下しても無理はありません。そのため、直感的なUIで、かつ必要な機能が備わっているか確認しましょう。

できれば無料トライアルなどで実際に操作してみて、使用感のフィードバックを収集しましょう。

関連記事：ナレッジ共有ツールのおすすめ14選を徹底解説！得られる効果や導入のポイントも紹介

セキュリティ機能

ナレッジマネジメントに用いるツールの選び方の2つ目は、セキュリティ機能です。

セキュリティインシデントが発生すると、企業の信頼性がゆらぎ経営に影響が出かねません。

そのため、通信の暗号化やサーバーのセキュリティレベルなど、サービス環境のセキュリティ機能の確認が必要です。

また、端末へのファイルダウンロード制限やアクセス制限、操作ログの抽出など、運用時のセキュリティ機能も確認しておきましょう。

モバイルデバイスへの対応

ナレッジマネジメントに用いるツールの選び方の3つ目は、モバイルデバイスへの対応です。

スマートフォンやタブレットを使ったテレワークが増える現在、外出先でも簡単にナレッジにアクセスできるかどうかは大きな判断材料となります。

アプリやレスポンシブデザインに対応しているツールなら、場所を問わずにスムーズかつ安全に情報を検索・編集することができ、働き方改革にもつながるでしょう。

導入済みツールとの相性

ナレッジマネジメントに用いるツールの選び方の4つ目は、導入済みツールとの相性です。

多くの企業では、複数のITツールを活用しています。そのため、ナレッジツールを導入するときには、既存システムとの連携性を考慮しましょう。

API連携サービスの有無や連携可能ツールを調べることで、既存システムとの連携性を調べられます。

スモールスタートできるか

ナレッジマネジメントに用いるツールの選び方の5つ目は、スモールスタートできるかです。

ナレッジツールの導入をいきなり全社展開しようとすると、手間やコストがかかりすぎるケースもあります。

まずは一部の部署や少人数で試験的に取り組み、問題点やメリットを洗い出すスモールスタートがおすすめです。

無料トライアル期間や段階的に機能を拡張できるプラン、導入支援があるツールを選ぶと、失敗リスクを軽減できます。

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まとめ

今回は、ナレッジツールを導入するポイントや選び方に加え、おすすめのナレッジツール13選を紹介しました。

ナレッジツールをナレッジマネジメントに活用することで、ナレッジを容易に蓄積・共有でき、業務効率化にも役立ちます。

ナレッジツールを導入するときには、従業員教育や運用・管理体制の整備を徹底しましょう。ナレッジツールを選ぶときは、使いやすさやセキュリティ機能を確認しておく必要があります。

無料プランや製品デモがあれば試しておきましょう。また、既存ツールと連携できれば、一層業務効率化を実現できます。

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