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文書管理システムのおすすめ13選を紹介!ツールを活用してスムーズに業務を進めよう
文書管理システムのおすすめ13選を紹介!ツールを活用してスムーズに業務を進めよう
文書管理とは、業務を行う上で発生した文書を紙媒体・電子媒体などで保管・活用・廃棄のサイクルに沿って適切に管理することをいいます。近年、文書の保管場所・管理方法が徹底されていない企業も多く、文書管理は企業の課題の1つといえます。文書管理を軽視すると、情報漏えい・紛失・改ざんなどの問題に発展する可能性があり、企業にとって大きな損失につながる懸念があります。これらの対策として文書管理システムを導入することで、文書管理にかかるコスト・負担を軽減できます。

そこで今回は、文書管理システムの基本概要・導入のメリットを解説し、おすすめの文書管理システム13選を紹介します。

【目次】

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文書管理システムとは?

文書管理システムとは、電子化された文書を保存・活用から、保存期間経過後の廃棄に至るまで一括管理が可能なシステムです。膨大な量の文書の保存場所を一元化することで、文書へのスムーズなアクセスが可能です。

また、これまで書類管理を紙媒体で行っていた場合、ペーパーレス化の実現もできます。他にも、ファイリング・書類の探索・不要になった書類をシュレッダーにかける作業などが不要になるため、工数の削減につながります。

文書管理システムを導入する目的

文書管理システムを導入する目的は、書類が必要なときに、時間・場所を問わずスムーズに取り出すことができるように整理をすることです。

近年、情報化が進み保管が必要な書類の量が増え続ける傾向があります。企業における書類の保管庫には限りがあり、増え続ける書類に対して、倉庫を借りるなどスペースの拡張を必要とします。しかし、保管のためのスペースを維持し続ける必要がある上に、過去の文書を見たいときにわざわざ倉庫から取り寄せるなど、場所代・人件費がかかります。

さらに、テレワークの導入が進んだことで、いつでも・どこからでも文書にアクセスできる環境が求められています。

これらのことから、文書管理についての見直しは喫緊の課題といえます。文書管理システムを導入して文書の電子化を進めることで、文書の保管スペースがクラウド上に変わり、物理的なスペースが不要となります。また、文書を取り寄せるための時間・そのための人件費を削減することが可能になります。

文書管理システムの基本的な機能

文書管理システムの基本的な機能は以下の4つです。

  • 文書保管
  • 文書検索
  • 権限設定
  • セキュリティ

1つずつ見ていきましょう。

文書保管

文書管理システムの基本的な機能の1つ目は、文書保管です。

文書保管では書類を種類別・部署別に分類して保管することが必要です。従来の方法では、文書を紙媒体にしファイリングするという作業が必要でした。また、個人のデスクトップに個人のルールに則って保存されているというケースも少なくありません。

文書管理システムで、文書を保管すると、ルールにしたがって過去の大量の書類を一元管理できます。また、紙媒体の書類を電子化すれば、文書を保管するスペースが不要になります。

文書検索

文書管理システムの基本的な機能の2つ目は、文書検索です。

多くの文書管理システムでは、「全文検索」機能が採用されています。また、文書管理システムでは、文書を登録するときにインデックス(索引)を作成するため、インデックスから簡単に検索できます。「完全一致検索」・「あいまい検索」などの機能を備えるシステムもあり、キーワードから目的の文書までスムーズに探し出すことができます。さらに便利な機能なのが「タグ」機能です。文書を保管するときにタグを付けることで、文書検索はより便利になります。

文書検索機能は、保管が必要な文書の検索性を高め、スムーズなアクセスに力を発揮します。

権限設定

文書管理システムの基本的な機能の3つ目は、権限設定です。

文書管理システムを使用すれば、いつでも・どこからでもスムーズなアクセスが可能になります。機密文書などは特定の人のみがアクセスできるように設定できます。権限の設定範囲は、個人だけであったり、関係部署のみにすることも可能です。

アクセス制限を設けることで、文書が不正に閲覧・編集される心配がなくなるため、安全な管理が期待できます。

セキュリティ

文書管理システムの基本的な機能の4つ目は、セキュリティです。

文書管理システムは、いつ・誰が・どのような操作をしたかが履歴でわかるようになっています。システムによっては印刷を制限できたり、パスワードを付与することでファイルの開封ができるようにしたりする機能がある場合もあります。

これらの機能を装備し、不正アクセス防止に役立てています。

文書管理システムを導入するメリット

文書管理システムを導入するメリットは以下の3つです。

  • 業務効率の向上
  • 情報漏えいの防止
  • コスト削減

1つずつ見ていきましょう。

業務効率の向上

文書管理システムを導入するメリットの1つ目は、業務効率の向上です。

文書管理システムを導入していない場合、文書を管理する場所は各部署が指定するサーバー上のフォルダや、個人のデスクトップなどになりがちです。この場合、管理するルールは部署ごと・個人で異なり、文書を探すためにムダな時間を割くことになります。文書管理システムでは、それらの課題を解決し、文書を一元管理できます。また、検索性が高いため、キーワードから関連する文書までたどり着くことができます。

そのため、文書を探す手間を削減でき業務効率向上が期待できます。

情報漏えいの防止

文書管理システムを導入するメリットの2つ目は、情報漏えいの防止です。

例えば企業のファイルサーバーで文書管理をする場合、フォルダにロックをかけることで、アクセス権限を維持することになります。しかし、パスワードを別で保管することになるため情報漏えいのリスクが残ったままです。文書管理システムには、アクセス権限を設定したり、操作履歴を残す機能が搭載されています。これらの機能を活用することで、情報漏えい・紛失・改ざんなどを防止することができます。

コスト削減

文書管理システムを導入するメリットの3つ目は、コスト削減です。

文書管理システムはクラウドストレージを活用するため、物理的な管理場所を必要としません。文書のデータ量に応じてストレージを増減させることができるので、ムダな費用を抑えながら運用できます。また、ペーパーレス化を進めることが可能になるため、紙代・印刷代を節約することもできます。

目に見えないコストとしては、社員が文書を探すための工数を削減することも可能です。

導入目的に合った文書管理システムを選ぼう!

文書管理システムには、様々な機能が搭載されています。多くの機能に惹かれて「この機能があれば自社の役に立ちそうだ」という理由でシステムを選んでしまうことも少なくありません。しかし、文書管理システムを選ぶときに重要なのは、自社の導入目的に合うシステムを選ぶことです。機能が多ければ、業務の効率化が促進されるとは限らず社員が使いこなせないことも考えられます。

そのためまずは、導入目的・実際の利用シーンを明確にしたうえで、どの文書管理システムが自社にふさわしいかを検討することがおすすめです。

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おすすめ文書管理システム13選

ここでは、おすすめの文書管理システム13選を紹介します。

  • CrewWorks
  • Confluence
  • Knowledge
  • NotePM
  • Alfresco
  • FileBlog
  • ASTRUX2.0
  • Fleekdrive
  • KnowledgeSh@re
  • LegalForceキャビネ
  • WorkingFolder
  • OnBase
  • Dropbox Business

1つずつ見ていきましょう。

CrewWorks

CrewWorks

CrewWorks(クルーワークス)は、ビジネスチャット、タスク管理、Web会議などを備えたビジネスコミュニケーションツールです。ファイル共有機能は改版管理も可能で、ファイルにタグをつけて検索条件にすることもできます。改版に関する修正内容や検討内容もチャットで履歴として残せるので、ナレッジとして有効です。

CrewWorksの特長

  1. 簡単でわかりやすく直感的な操作が可能
  2. タグやチャットの内容からも探したい文書を検索できる
  3. すべての機能が無料トライアル可能

詳細はこちら: https://crewworks.net/

 

Confluence

Confluence

Confluenceは、知識を集合させて共同作業するためのワークスペースです。75,000以上の顧客に支持されています。ミーティングの議事録・プロジェクトの計画などに最適なテンプレートが豊富にあることで、ワークスペースを1から作る手間を省くことができます。働く場所を問わず作業構築からコラボレーションまで可能です。

Confluenceの特長

  1. リモートでも使いやすいワークスペース
  2. 1カ所で作業の構築・整理コラボレーションが可能
  3. テンプレートの種類が豊富

詳細はこちら: https://www.atlassian.com/ja/software/confluence

 

Knowledge

Knowledge

Knowledgeは、完全無料で利用することができるシステムです。オープンソースであることから、欲しい機能があれば自分で追加していくことができます。ActiveDirectory・LDAPなどのディレクトリサービスやプロトコルと連携が可能です。登録した記事だけでなく、Excel・Wordのようなファイルの中身も検索から拾い上げることができるため、欲しい情報にたどり着きやすいという特徴があります。

Knowledgeの特長

  1. オープンソースのサービス
  2. PC・モバイルどちらにも表示対応
  3. Markdown記法による編集が可能

詳細はこちら: https://information-knowledge.support-project.org/ja/

 

NotePM

NotePM

NotePMは、「Wikipedia」のような社内Wikiシステムです。社内で知りたいことを一元管理できます。簡単な作業で、常に最新の状態に書き換えることができるため、いつでも新しい情報にアクセスすることが可能です。また、情報が蓄積されるため、ナレッジの共有にも便利です。

NotePMの特長

  1. 登録企業は5,000社を突破
  2. 金融機関から大手物流まで幅広い業界で導入の実績
  3. 議事録・日報・社内報など幅広い業務の一元化が可能

詳細はこちら: https://notepm.jp/

 

Alfresco

Alfresco

Alfrescoは、社内に分散した情報をつなぎ、そのうえで管理・保守するためのシステムです。必要な情報にスムーズにたどり着けるようにすることで、業務効率化を可能にします。世界的に多くの企業・団体で信頼され活用されているシステムです。Alfrescoの活用で、サイロ化を解消しコラボレーションを可能にしたり、生産性を向上させることができます。

Alfrescoの特長

  1. オープンソースのソフトウェア
  2. 190カ国・1,100万人以上が活用している
  3. 顧客満足率は93%以上

詳細はこちら: https://www.alfresco.com/jp/

 

FileBlog

FileBlog

FileBlogは、マルチデバイスでファイルサーバーの閲覧が可能なシステムです。全文検索ができ、目的とするファイルにスムーズにたどり着くことができます。また、ファイルの内容はイメージを表示させれば簡単に確認することができます。顧客の声を反映しバージョンアップを重ねることで、「かゆい所に手が届く」製品へと成長させています。

FileBlogの特長

  1. マルチデバイス対応が可能
  2. 世界で初めて「フォルダツリー」を備えたファイルサーバ専用のエンタープライズ検索システム
  3. ファイル編集が、直接Webブラウザ上でできる

詳細はこちら: https://www.teppi.com/fileblog/product

 

ASTRUX2.0

ASTRUX2.0

ASTRUX2.0は、企業の文書を効率よくWebベースで一元管理するためのシステムです。一般文書からISOに関する文書・記録文書まで幅広く運用・管理できます。文書を登録編集したり、検索したりするだけでなく、申請に対する承認を得るためのワークフローも可能です。アクセス権限を細かく設定できるため、セキュアな環境での文書管理が可能です。

ASTRUX2.0の特長

  1. 文書の参照からワークフローまで幅広く業務を網羅
  2. ログイン連携でシングルサインオンが可能
  3. ログ管理機能を装備しセキュリティが万全

詳細はこちら: https://www.astrux.jp/

 

Fleekdrive

Fleekdrive

Fleekdriveは、情報を社内・社外を問わず有効に活用するためのシステムです。高度なセキュリティで企業の情報資産を守ることができます。誰にでも使いやすい画面を備え、さまざまなビジネス上のニーズに対応しています。オフィス勤務だけでなく、リモートワークであってもスムーズに業務のやりとりができます。

Fleekdriveの特長

  1. 大手金融企業から大学生協まで幅広く導入
  2. オプションで電子帳簿保存法への対応が可能
  3. 無料でトライアルが可能

詳細はこちら: https://www.fleekdrive.com/

 

KnowledgeSh@re

KnowledgeSh@re

KnowledgeSh@reは、ノウハウをマニュアル化することで、社員・企業を成長させることを目的としたクラウド型のマニュアル作成共有システムです。暗黙知のナレッジを形式知に変え、現場に広めながらナレッジを進化させることが可能です。操作が簡単で利便性が高いことから社員への浸透・定着が期待できます。精度が求められるメンテナンス作業から接客をともなう窓口業務まで幅広く活用されています。

KnowledgeSh@reの特長

  1. シンプルかつ簡単な操作でマニュアル作成が可能
  2. 動画コンテンツを手軽に登録できる
  3. 60日間無料で試すことができる

詳細はこちら: https://www.knowledgewing.com/kcc/share/index.html

 

LegalForceキャビネ

LegalForceキャビネ

LegalForceキャビネは、AIによる契約書の管理に特化したシステムです。クレジットカード会社・病院など業種を問わず導入されています。契約書を迅速にデータ化するため契約の管理の手間を省きます。また、締結後の契約書の監視体制を構築することができるため、契約書に潜む更新期限の見落としなどのリスクにも対応できます。

LegalForceキャビネの特長

  1. 導入企業が500社を突破
  2. AI技術による契約管理システム
  3. 部署ごと・個人ごとなど柔軟な権限の設定が可能

詳細はこちら: https://legalforce-cloud.com/cabinet

 

Working Folder

Working Folder

Working Folderは、業務効率化・業務精度の向上を目的としたクラウドストレージによる文書管理用システムです。手軽な導入が可能で自社でのサーバー構築・管理者の配置をせずに運用できます。ドラッグ&ドロップだけの簡単操作で文書のアップロード・ダウンロードが可能です。社内・社外を問わずアクセスでき、また、複合機に連携することでファイルの出力も可能です。

Working Folderの特長

  1. 膨大なドキュメントをスムーズに格納できる
  2. マルチデバイスで場所を問わず情報共有が可能
  3. 電子帳簿保存法への対応支援が可能

詳細はこちら: https://www.fujifilm.com/fb/product/software/workingfolder

 

OnBase

OnBase

OnBaseは、「申込書」「請求書」などの紙文書を統合管理し、効率よく業務を進めることに注力したシステムです。紙文書をスキャナで電子化し、注文番号・顧客IDなどで紐づけることで統合管理ができます。また、既存のシステムに連携することでシステムからワンクリックで関連する書類を表示させることができます。

OnBaseの特長

  1. プログラムレスで短期間での構築が可能
  2. ワークフローを搭載
  3. 欲しい機能だけで使い始めることができるスモールスタートが可能

詳細はこちら: https://www.pfu.fujitsu.com/onbase/

 

Dropbox Business

Dropbox Business

Dropbox Businessは、すべての形式でファイルを保管・共有・プロジェクトの共同作業ができるシステムです。操作が簡単でわかりやすく直感的に操作できます。また、高度なセキュリティを装備しているため、社内・社外問わず安全な環境でファイル操作が可能です。クラウドに保存するため、いつでも・どこからでもアクセスすることができ、アカウントがない相手にもURLを共有することでファイル共有が可能です。

Dropbox Businessの特長

  1. 業務上のコンテンツを一元管理することができる
  2. マルチデバイス対応でアプリをダウンロードするとどこからでもアクセス可能
  3. 無料でトライアルができる

詳細はこちら: https://www.dropbox.com/ja/business

まとめ

今回は、文書管理システムの基本概要・導入のメリットを解説し、おすすめの文書管理システム13選を紹介しました。文書管理システムを導入することで、文書管理に必要な工数の削減が実現できます。また文書の検索性が高いことから、文書へのアクセスが早まり業務効率の向上も期待できます。

多くの機能が搭載され魅力的な文書管理システムが多い中で選択をするのは難しいといえるでしょう。文書管理システムを導入するときは、まず自社がなぜシステムを導入し、どのような管理をしたいのかを明確にしたうえで、目的に合うシステムを検討していきましょう。

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CrewWorks編集部
この記事を書いた人
CrewWorks編集部
CrewWorksコラムは、ビジネスチャット、タスク管理、CRM、社内SNS、ナレッジ共有などのコミュニケーションツールに関する情報やビジネスコミュニケーションをより円滑にするための情報を発信します。
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